こんにちは!すももです。
今回は2回目になる、Iさんのセミナー(講和)の1時間を、まとめた記事になります。
サービスを提供する時に必要なコミュニケーション能力とは、という内容ですが、意外な結末だったので、ぜひ共有したいと思い記事にしました。
【結論】
コミュ力=トーク力ではない
コミュニケーション能力が高い人って、トーク力がある人(お話し上手な人)が多いと思うでのですが、それだけではありません。
もはやビジネスにおいては、これを差し置いてもっと重要なスキルがあるのです・・・
【理由】
★人には向き不向きがあるけど、喋り下手だから副業ができない、ということはない。「情報処理能力」が大事。
★コミュニケーション能力が低い=人脈・友達の数が少ない訳ではない。(外向きの仕事では必要だけど)
★「その人」や「その人がやっている副業」に必要なコミュニケーション能力を見極めることが大事。
★「共感力」の大事さ。結果、「ライティングスキル」が求められる。
★コミュニケーションに自動化は無い。1人1人にラブレターを書くイメージ。
【具体例~6選~】
(1)トーク力だけがあり過ぎると、胡散臭い・嘘くさく感じる。
おしゃべりが達者な歩く拡声器みたいな人がセールスできるか?というと違います。
一方的に商品の説明をぶわ~っとされてしまうと、勧誘されている気持ちになりますよね。
また、どんなにその目の前の商品が良い商品だとしても、お客様の要望と合致していなければ?お互い悲しい結末になります。
相手が何を求めているのか、ニーズを正しく理解し、気づく力。またそれを、言語化して伝える力。なので、最後に伝える力として、トーク力が必要なのです。
もちろん商品を説明するのは、まずその商品について詳しく知る必要があります。
その学んだ事をお客様に一生懸命話したくなったりもします。
けれど、それではダメなのです。「これ君の言葉で喋ってないよね。ネットに載っているよね。」と思われてしまってはダメなのです。お客様の心には響きません。「自分の言葉で」伝えないと、本当の意味で人には伝わりません。見透かされてしまいます。
ただ、トーク力が好きな方が注意しなくてはいけないのは、この「自分が自分が」っていう前のめりさが、時には空回りしてしまいます。
喋るのが苦手な人、例えば口数は少なく一見おとなしいけれど、相手の求めているものを察知し、的確に述べる。こんな人が信頼されるのです。
(2)副業の種類に適したコミュニケーション能力が必要
外向きのビジネスと、内向きのビジネスがある。
こちらについて詳しく書いてある記事は、こちらに書きました。
なので今回は簡単に書きますと
外向き:売り込みセールス、セミナー、スクールなど⇒人と関わること
内向き:アフィリエイト、FX、物販など⇒一人で黙々と作業
※顔出ししない「YouTube」はどっちだろう?内向き?と話題になりました。皆さんはどちらだと思いますか?
ここで大事なのは、「内向きの副行も、コミュニケーション能力大事」という点です。
情報を正しく受信⇒解釈⇒文章化 これも大事なコミュニケーションスキルです。
1人で作業はしていても、相手のことを思った発信ができないと、例えばYouTubeの再生回数も伸びません。
物販も全部の工程を1人でやるわけではないと思うのです。仕入れ先の人や、購入して下さるお客さまとも、やりとりがあると思います。
たとえ対面して話すことが無かったとしても、文章でコミュニケーションをとっているのです。
1人で全部完結する仕事は、本業はもちろん、副業も無いのです。
(3)本業と副業で必要なコミュニケーション能力の違い
本業:情報処理能力。
副業:0から1の作業。積極性。成果報酬型。
本業は上司からの指示や、上層が決めたノルマがあるとします。どんどん仕事が積み重なっていくケースもあると思います。
しかし、副業に指示待ちはほとんどありません。自発的に動かなければ一生仕事がやってくることはありません。
これが大きな違いです。
このビジネスの場合に必要なコミュニケーション能力ってなに???
【ブログ】
①情報処理能力。新しいものをチェックする力。アンテナ。
②自分というフィルターをかけて発信すること。同時にペルソナのフィルターも通して共感し納得してもらえる内容であること。(過激すぎる例でもダメ)
③誰に対して書いているのか?が明確であること。
「あの人に読んでほしい」「あの人に響いてほしいな」と具体的な人にどれだけ語り掛けることができるか?が大事。(ペルソナ理解)
そうです。やはり、成功している人は、常にペルソナを当たり前のように意識して発信しているのだな、と感じました。
【YouTube】
①顔出しして自分の意志で喋る系なら、喋りきる。ブログには時間制限はないが、セミナーなどは限られた時間の中で話しきる強いメンタルが必要。
②YouTubeも撮影時は独り言をずっと言っている感覚であり、セミナーの参加者が0人だけど、喋りきる感覚と近い(ペルソナを思い浮かべながら)
※リアルタイムだとコメントを読みながらなら、独り言じゃなくて参加型になるけれど・・・
③今日は何のテーマについて発信する、と決めてから話した方がやりやすい。情報処理能力。
★結論、そのコンテンツにあった、それぞれに必要なコミュニケーション能力を見極めることが大事。
(また、話す際・書く際も、起承転結があったり、話があっちこっちに行ってしまうのはいよくない)
(4)100%伝えすぎてはいけない
①引きの営業も大事。たくさん話してくれたけど、「一体その商品名は何?」「値段はいくら?」「どこで買えるの?」を気にならせる。お客様に訊かれてから話すなど。
②情報って全部伝えすぎてはいけない。例えば、セミナーだったら、たくさん為になる話を聴いて、その場で満足してしまって、購入(契約数したした気にさせてしまう。
続きを気にならせる力。購入してみないとわからない。を大事にする。
③最後に、納得・共感してもらって行動させる力。これは場数が必要。
(5)目の前に相手がいるビジネスの方がやりやすい。内向きの仕事の方が大事。
内向きは相手が目の前に見えている訳では無いので、自分で想像しないといけません。相手の表情もわからなければ、きちんと伝わっているのかもわかりません。
なので、外向きの仕事以上に、相手への配慮が必要です(人を傷つけてはいけない)文字は無機質なため、枕詞もすごい大事です。結果、ライティングスキルは必須です。
(6)コミュニケーションは自動化できる?
結論から言うと、そのサービスによって自動化かそうでないか分けるべきです。
もっと言うと、その顧客の求めているものに合わせるべきです。
具体的に、例えば駄菓子屋さんで単価10円のガムを購入したときに、セールストークは不要です。コンビニでもこの新商品が…とレジで推奨販売されたら、急いでいたり疎ましく思う人は「じゃあ自販機で買うよ」となると思います。
また、LINEのステップ配信や、少し前まで主流だったメルマガ配信など、自動化した方が100%良いものもあります。
しかし反対に30万円のスクールに入会するか否か、これは顧客に対してしっかり中身について話し(もしくは事前に資料やWEBで提示し)コミュニケーションを取ることが基本的には必須です。
私が今現在通っているスクールに入会する前に、先生と1人30分面談という時間が設けられていました。
事前に細かくヒアリングしてもらいました。内容は、何で副業をしたいと思ったのか、今そもそも副業をすべきなのか、WEBマーケではなく他の副業の方が向いているのではないか?などです。
その後、アドバイスして貰ったうえで「では良ければ、本スクールで頑張りましょう!」となり、入会させて頂きました。
入会する前にこの面談は、必須で1人1人行っているそうです。
上記の例だと、きちんと顧客に説明し、顧客の不安を無くしたりするべきで、顧客は購入か否かを決めることができ、結果背中を押してもらえて、購入に繋がったりするのです。
これを自動化してしまったことにより顧客のニーズと外れてしまうものは自動化してもNGなのです。
また、Iさんが今までに10年近く、独立して副業をしてきた中で、その組織のトップの人にしばしば「コミュニケーションを自動化しているかどうか」を訊いてきたそうです。
結果、1人1人に寄り添ってヒアリングしている人が多いそうです。従業員100人超えてからは、その担当の人を設けてその人にやってもらったりはしていることはあっても
Iさんが尊敬しているビジネスの方で、こんな方がいるそうです。
WEB上でお客様から自分の商品が売れると、それを購入して下さったお客様の最低限の情報(購入時に記載して頂いた電話番号など)が出る。その方はお客様に直接お礼の電話して感謝を伝えた。
ビジネスで成功する人こそ、一人一人を大切にしている。とIさんはその人を見て、気づかされたそうです。
とIさんはおっしゃっていまっした。私もその意見に賛同できるなと思いました。
(おまけ)自分とのコミュニケーション能力も大事
他者の為だけでなく、自分に対しても、コミュニケーションを定期的に取ることは大事だそうです。
空回りせずに、自分のコンディションチェックもできるからです。例えば、特に内向きビジネスには必要で、「今の自分はできるのか、どのくらいできるのか」などです。
自分が案件を引き受ける時や、何か新たに展開する時など、様々なシーンで大事ですよね。
<strong>自分自身が今どこにいるのか、現在地を知ることはとても大事なことだと私も思います。あまり、自分に対してはできてなかったな~と反省します。
【まとめ】
①副業において必要なコミュニケーション能力って(一方的な)トーク力だけではない。
②情報処理能力も大事。お客様のニーズを正しくくみ取って理解する、聴く力が大事。
③共感してもらう力。自分の経験から発信できる説得力のある、ライティングスキルも大事。
④自分がどのスキルが不足しているのか・自分の副業には何が必要?の見極めが大事。
⑤コミュニケーションに自動化は無い。1人1人にラブレターを書くイメージ。
~今回の記事に出てきたマーケティング用語集~
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