【結論】
WCM図の3つの円が重なっている領域が1番自分の力を発揮しやすい
【理由】WCM図とは?
まずWCM図とは上の図のように3つの円から形成されています。
この有名な図は、今回の副業だけでなく、本業の就職活動で大学生がよく目にしたり、転職の時に知った人もいるかもしれません。
Will:自分のやりたいこと
Can:自分のできること
Must:やるべきこと(社会が求めていること)
この3つの円が重なっている領域が1番自分の力を発揮しやすいもの(=仕事 ビジネスサービス・商品)になります。
その中でも、とくにMustの社会が求めているものに私たちは目を向ける必要があります。
今までペルソナがどんな理想未来を描いていているのか?を考えてきたと思いますが、それはこの社会が求めてるものを捉える一つの訓練でもありました。
なぜなら、自分のやりたい発信したい事が自分のできないことや、そもそも社会に求められていないものだったら、意味がないからです。
需要が無いものを世に放っても収益にはつながりにくいのは想像がつくでしょう。
【具体例】
Youtubeで10代をターゲットにした美容系チャンネル
Youtubeで10代をターゲットにした美容系チャンネルがあったとします。
何万円もするブランド化粧品の紹介動画より、プチプラの商品のほうが紹介動画のほうが需要があるのは一目瞭然でしょう。
実際に自分のお小遣いやバイト代で買えるもの、それを全部は買えないけれど特に良かったものをランキングにしてくれたら?
自分の肌の色と近い人(今はやりの春イエベ・夏ブルべなど)がおススメしてくれたら?
学校でも使えるメイクをわかりやすく動画にしてくれえたら?
・・・とても参考になると思います。
社会に求められているものが上記だとすれば、自分のやりたいこと(Will)が美容系で、できること(Can)も美容系なら、3つの円が合致していると言えます。
現役の化粧品販売員や、パーソナルカラーの資格を持っていたりと「権威性」があれば、できること(Can)がさらに説得力のある強いものになります。
公式資料を読んでみる(Mustの探し方)
経済産業省が2016年に公表した『IT人材の最新動向と将来設計に関する調査結果』によれば、2030年には約59万人ものIT人材が不足する見通しが立てられています。
実際に今は、小学生からプログラミングを学ばせる時代です。
かつ社会ではエンジニアが足りていない。
なので私の通っているスクール講師のAさんは、現在の仕事に不満がある20代にはエンジニアになることをオススメしているそうです。
単に言っているのではなく、国の公式資料から見てです。
自分の頭の中だけでなく、未来を予測するような文書を読むことを勧められました。
実際にどうやって調べるかと言うと、Googleを開いて、飲食業界について知りたければ「飲食業界 市場動向」「飲食業界 未来」「飲食業界 市場規模推移」と調べます。
その結果、市場規模が小さくなっていれば「なぜ小さくなったのか?」逆に大きくなっていれば「なぜ大きくなっているのか?」
伸びている業態があったら「なざその業態は伸びているのか?」逆ならば「なぜ衰退したのか?」をさらに調べることにより理由が見えてきます。
社会が求めてるものならば大きくなります。
その大きくなっているものがわかれば(Must)、そこに対して自分が何ができるのか?Can)何がしたいのか?(Will)を突き詰めることが成功の第一歩なのです。
成功せずに挫折してしまった中には、そこが一致していないのに頑張っているケースも多いそうなので、もったいないです。
常に社会が何を求めているのか?を調べて分析することを、習慣にしたいですね!
【結論】
(1)WCM図の3つの円が重なっている領域が1番自分の力を発揮しやすい
(2)まずMust:社会が求めていること を知ること
(3)それを知るために検索し分析すること(国の公式資料を見ると良い)
(4)Mustの中で、自分のできることCan)したいこと(Will)は何か考える
→→→全て一致するものを、自分が極めるビジネス領域とする。
求められているもの(Must)がわかり、やりたいこと(Will)があるならば、できること(Can)を増やせば良いので、「あの3つの円だと何に分類されるのだろう?」を整理してみると良いかもしれませんね。