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【要約】≪第2の習慣≫『7つの習慣』まんがでわかる7つの習慣~終わりを思い描くことから始める~

こんにちは!すももです。

今回は『まんがでわかる7つの習慣』の要約記事の、3つ目の記事になります。

もちろん今回も、本記事だけで理解いただける完結型の記事ですが
過去のは↓↓↓こちら↓↓↓からどうぞ
1記事目『問題の見方を「インサイド・アウト」に変える』
2記事目『第1の習慣~主体的である~』

今回は7つの習慣の“2つ目”になります。

この本の主人公について
・23歳のフリーターの女性。
・亡き父親がバーテンダーでお店を出していたが、今はそのお店を母親が人を雇ってカフェとして営業している。
・いずれ独立し、そのカフェを、お父さんのいた頃のようにバーとして復活させたい。
・そのため、バーに修行をしに行く。→たくさんの学びがある

今回の重要な登場人物は、将来を思い描くことに悩む二宮早起子(28歳)の正社員の女性です。

【結論】


第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』

【理由】

著者のコヴィーは、「すべてのものは2度作られる」と言っています

例えば家を建てるときは、①まず頭の中で完成後をイメージして設計図をつくる知的創造

②その後、実際に工事が行われる物的創造

人生も同じく①人生の方向性をイメージし知的創造

②毎日を生きる物的創造という創造でつくるものと考える。

今回の結論に書いた「終わりを思い描くことから始める」は、この知的創造のことである。

本書より

努力を積み重ねても、ゴールを意識していなければ、間違った方向に進むだけだ。
「何のために行動するのか」を自覚し、ブレない生き方をするために、自分が大切にする原則を定義しよう。

【具体例】将来を思い描くことに悩む二宮早起子(28歳)の例

(1)やりたいことが明確な同級生がうらやましい・・・

中堅企業経理部に、正社員として働く二宮早起子は、

毎朝6時に起きて、代り映えのしない通勤電車に乗り、いつもと同じ仕事をこなす毎日に疑問を感じ始めていた時のできごとです。

休日、高校時代の同級生と久々に会います。

友人Aさんは、つい最近結婚をし、仕事を辞めて専業主婦に。
友人Bさんは、子どもを田舎で育てたいという希望を叶えるべく、思い切って脱サラした旦那さんと地方でペンションを開く予定です。

自分の希望や、打ち込むものがある友人2人が、うらやましく思います。

友人A・B
友人A・B
「早起子もはやく彼と結婚すればよいのに」
「転職するんだっけ?昔、英語が得意だから海外で仕事したいって言ってたよね」

・仕事が嫌いなわけでもないが、大好きというわけでもない・・・
・辞めたら食べていけなくなるから、働き続けているだけ・・・
・海外で働くために勉強したり情報を集めたりしたこともあったけど、自分の実力では太刀打ちできないと気づかされたこと
・日本人が外国で仕事を見つけて食べていくのは、難しいいということ

そして、今会社や生活の条件は意外と悪くない・・・

早起子さん
早起子さん
代り映えしない毎日は閉塞感や倦怠感たっぷりだけど、それを捨ててまでよりたいことがあるか・・・と考えてみると、けっきょく自分には見つからない

そんなことを思いながら、仕事終わりに、行きつけのバーに向かいます。

そこで、定連の一条さんや八神さんを見て

早起子
早起子
いいな、男の人は。女の人は若いうちに決めなきゃいけないことが多いとは思わない?結婚とか仕事とか。男の人の仕事盛りなんて40歳や50歳じゃない。あの人たちはこれからどんどん楽しくなるんだろうな・・・
歩
早起子さんは、今があまり楽しくないのですか?
早起子さん
早起子さん
考えたい事は色々あるのだけど、何をどう決めたらいいのかわからないって感じ・・・

(2)早起子の行きつけのバーで起きたアクシデントと、マスターの言葉
店内に若い女性が、パーティー帰りか楽しそうに飲んでいます。

その時、その中の女性のうち一人が、グラスをうっかり床に落とし、割っていしまいます。

歩
お客様お怪我はありませんか?!すぐに片づけますね。

その後、その女性に弱い新しいカクテルを運びます。

歩
ぶどうのカクテルです。お酒は弱めだから安心してくださいね。

なぜそのカクテルにしたかと言うと
・一緒に来ていた女性の会話から「そのグラスを落とした女性は、お酒が弱い」ということ
・ドレスのケープに「ぶどうのブローチ」がついていたこと

それらを、歩は接客対応しながら気づいたのです。

グラスを落とした女性も、まさか新しいカクテルが運ばれてくることはまだしも、
自分にぴったりのカクテルを作ってもらえるなんて思ってもいなかったので、とても感動します。

その一連の流れを見ていた、早起子が

早起子さん
早起子さん
スマートな対応ね
歩
えへへ、いつもマスターに言われていることがあるんです

~ある日のマスターとの会話~

マスター
マスター
接客の仕事だから毎日いろんなことがある。お店のミスやお客さんの行動で起こるアクシデントやトラブルもあるだろう。

酔っぱらったお客さんも来るから、僕たちはそれこそ毎日何か起こると思っていなくちゃいけない。

歩
でも私の経験じゃそういうことスマートに対応するのは・・・
マスター
マスター
「スマートかどうか」を考える必要はないよ

お店の人間として対応に迷うことがあったとしたら、お客さんを笑顔にする方法を選べばいいだけの話だよ

シビアに売上だけを見ればマイナスになる日もあるかもしれない。

でも「お客さんに笑顔で楽しんでもらう」それが僕がバーを開いた目的であり、この店の原則だから。

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』130
終わりを思い描くことから始めるというのは、
・・・日々の生活でさまざまな役割を果たすときに、
自分の価値観を明確にし、
方向をはっきりと定めて行動することである。
・・・そうすれば・・・本当の意味で主体的で
価値観に沿った人間になれるものである。
早起子さん
早起子さん
原則か・・・
一条さん(上司)
一条さん(上司)
ん?何の話をしていたの?
歩
いえ、このお店のポリシーについて話をしていて・・・
一条さん(上司)
一条さん(上司)
個人店は1人で色々考えなくちゃならないから大変だよね。

会社なら企業理念があるけれど、専業の方向性なんかも全て自分で判断しないといけないからね

マスター
マスター
ええ、いつも色んなお店で勉強させてもらっています
一条さん(上司)
一条さん(上司)
良いところを取り入れようと思うと、目移りしたり混乱することもあるんじゃない?そういう時はどうするの?
マスター
マスター
そうですね・・・「原点に立ち返る」でしょうか。
一条さん(上司)
一条さん(上司)
原点?
早起子さん
早起子さん
原点?
マスター
マスター
ええ。迷った時は原点に返ると自分がどうするべきか見えてくるような気がします

どうして僕はバーテンダーを目指したのか。バーを開こうと思った時、決意したものは何だったのか・・・

一条さん(上司)
一条さん(上司)
なるほど。そこがブレてしまうと、いまの自分にたくさんの選択肢があるように勘違いしてしまうってわけか。

それじゃ何も前に進まないな

早起子さん
早起子さん
・・・!
マスター
マスター
ええ。「やらない」という選択を自信を持って決断できるようになると、前に進みやすいかもしれないですね
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』134
内面に変わることのない中心を持っていなければ、
人は変化に耐えられない。
自分は何者なのか、何を目指しているのか、
何を信じているのかを明確に意識し、
それが変わらざるものとして内縁にあってこそ、
どんな変化にも耐えられるのである。
早起子さん
早起子さん
私の原点か・・・

~20年前 ロンドン~

子どもの頃の海外旅行。
言葉が通じたことがとてもうれしくて
それが海外で仕事をしたいと思うきっかけになったんだ・・・

早起子さん
早起子さん
よし、明日からまた勉強頑張ろう!

【結論】

今回の記事のまとめ

・第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』

・自分の原則と原点は何か、知っておく必要がある

すもも
すもも
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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