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【要約】≪第4の習慣≫『7つの習慣』まんがでわかる7つの習慣~Win-Winを考える~

こんにちは!すももです。

今回は『まんがでわかる7つの習慣』の要約記事の、5つ目の記事になります。

もちろん今回も、本記事だけで理解いただける完結型の記事ですが
過去のは↓↓↓こちら↓↓↓からどうぞ
1記事目『問題の見方を「インサイド・アウト」に変える』
2記事目『第1の習慣~主体的である~』
3記事目『第2の習慣~終わりを思い描くことから始める~』
4記事目『第3の習慣~最優先事項を優先する~』

今回は7つの習慣の“第4の習慣”になります。

この本の主人公について
・23歳のフリーターの女性。
・亡き父親がバーテンダーでお店を出していたが、今はそのお店を母親が人を雇ってカフェとして営業している。
・いずれ独立し、そのカフェを、お父さんのいた頃のようにバーとして復活させたい。
・そのため、バーに修行をしに行く。→たくさんの学びがある

【結論】

Win-Winを考える

第4の習慣からは、人間関係を含めた公的成功に必要な習慣となる。
あなたは“交渉”には、勝者と敗者が付きものと考えていないだろうか?
自分の利益を主張するばかりでは、周囲の信頼は得られない。

【理由】

双方にメリットのある道が真の正解だから
「勝者がいれば敗者がいる」と考えるのは間違い

【具体例】

今回の新たな登場人物は、大学院生の四倉朋彦です。

四倉朋彦について

経営大学院まで進み経営学を勉強している院生。
歩の働くバーに来た四倉は「MBAって知らない?20代、30代で年収1000万円、2000万円の世界を目指す」と歩に語る。

そんな彼には、父親から実家の和菓子屋を継ぐかどうかについてで、揉めている最中である。

MBA(経営学修士)
MBAとはMaster of BusinessAdministrationの略称です。日本語では経営学修士号、または経営管理修士号と呼ばれる学位であり、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。
https://mba.globis.ac.jp/about_mba/ より抜粋

(1)バーの帰り道に父親に言われたことを思い出す四倉(問題提起)

~前日 父親の入院した病院にて~

父親
父親
この歳までプラプラしていたくせに文句を言うな!

手を痛めて、三角巾を巻いてベットの上で痛そうにしている四倉の父親がそう怒鳴りました。

四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
こんなことのために大学院まで行って、経営学を勉強したんじゃねえよ!
父親
父親
うちの和菓子を継ぐことの何が悪いってんだ!
四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
俺は知識を活かしてもっと広い舞台で仕事がしたいんだよ!それがこんな小さい商店の切り盛りなんて・・・
父親
父親
バカにするんじゃねえ!うちの職人はそうなる?俺が引退したらみんな路頭に迷うのか?
四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
今だってたいして儲かってないだろ。いっそ思い切って潰したほうが・・・
父親
父親
お前!俺が事故に遭ってなきゃ・・・

とにかく外資系だコンサルだの言うのは後だ。今まで好きに勉強できたのは誰のおかげだと思ってるんだ。

どうしてもそういう仕事がしたけりゃ、こっちのお店をお前が継いで軌道に乗せてからにしろ

四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
・・・!!!

(2)再びバーに行き、歩と話ヒントをもらう

四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
俺だって大学院まで行って勉強したのは夢があったからなわけですよ・・・
歩
夢?
四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
僕が経営学を勉強してきたのは年収を上げたいからというよりも、自分の力を試すチャンスが広がるかなって思ったわけだし・・・
歩
自分を試すチャンス?
四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
経営を実践で試す面白さっていうのがあるわけですよ。

大企業を動かすこととか新しいビジネスを発掘することとか・・・

小さい企業の強みを強化して市場を広げたり、小さい組織を大きく育てていったりっていうのもそうですけど

特に新しい市場にビジネスの価値を認めさせていくなんて勘や度胸だけでできることじゃないし・・・

歩
だから経営学が役に立つんですね
四倉(大学院生)
四倉(大学院生)
それが小さな和菓子屋ですからね・・・
まぁ確かに日本ならではの食べ物だし?
海外に展開させたりすれば面白いんでしょうけど・・・
歩
お客さん!もう答えが出ているじゃないですか!

~後日 バーにて~

歩
この“水羊羹(みずようかん)”、四倉さんに頂いたんです。
八神さん(バーの常連客)
八神さん(バーの常連客)
これは・・・?
歩
四倉さん、結局 卒業してから実家の和菓子屋さんを継ぐことにしたらしいですよ。

シリコンバレーで日本のお茶が美味しくて流行っているみたいだから、それに合うお菓子として向こうでブームを仕掛けてみたいんですって。

八神さん(バーの常連客)
八神さん(バーの常連客)
へぇ 日本の甘いものは受けるかもしれないね。チョコより低カロリーだし。
歩
お父さんも喜んでるって張り切ってました。
マスター
マスター
歩ちゃんがあのとき、自分の意見を差し挟まずに、話を深く聞いて差し上げることができたからだね。

深く聞くっていうことにはね、それだけで人を導く力があるんだよ。

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』p289

Win-Winの根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方がある。
・・・全員が勝者になれると考えるのである。
Win-Winは、・・・あなたのやり方でもなければ、
私のやり方でもない、もっとよい方法、
もっとレベルの高い方法だ。

歩
深く聞く・・・?
※第5の習慣に続く

【補足】「人間関係の6パターン」を参考にする

上の図の左上「WinWin」を考える、が今回の記事である第4の習慣についての内容でした。
お父さんも和菓子屋さんを継いでもらえ、四倉さんも大学院で学んだ経営学の知識を活かせます。双方にプラスになります。

ただ今の世の中には、ほかの2つが多く見られます。
1つ目は、Win-Lose「自分が勝ち、相手が負ける」関係です。
例)
自社が儲けるために、下請け企業に無理な取引を強いる
上司が楽をするために、部下に仕事を押し付ける

2つ目は、Lose-Win「自分が負けて、相手が勝つ」関係です。
これを受け入れる人は、それがWinWinだと誤解しているから厄介です。

相手に好かれたい思いが強いせいで、自分の不利益に目をつむっている。

だが、気持ちを押し隠し続けても不満が募るだけ。
自分もWinを得なければ、幸せに離れないことに気付くことが大事です。

場合によっては「取引しない」という選択肢もある

6つのパターンのどれが一番いいいのかは、短期的には場面によって違ってくる。

例えば

仕事で疲れた帰りの電車で、高齢者に席を譲るのは「Lose-Win」→だけど、いい選択だし、
わが子の命が危険なときは、他社の利益など一切構わずひたすら「Win」→わが子の命を優先したいと考えるだろう

だが、現実社会では、周囲とはずっと関わり合うのだから、
長期的に考えればやはり「Win-Win」の関係がベストである。

最後に、Win-Winを成立させるために必要な資質は2つ

自分のWinを求めて相手に誠実に気持ちを伝える「勇気」と、
相手にWinを与える「思いやり」である。

また、Win-Winが難しい場合、表の中の1番右下の「No Deal(取引しない)」の選択肢が理想となる。

互いの価値観やもも目標が明らかに違うのであれば取引を降りる。

信頼関係を維持できれば、次の機会に協力できるからだ。

※今回の記事では省略しましたが、この「No Deal(取引しない)」に関する例えも漫画内での出来事としてわかりやすく書かれています。
初めてバーに四倉が来店した際に起こった出来事でした。
気になった方は、ぜひ漫画も読んでみてください。
(この記事の1番最後の参考文献のリンクから飛べます)

【結論】

今回の記事のまとめ

Win-Winを考える

双方にメリットのある道が真の正解だから
「勝者がいれば敗者がいる」と考えるのは間違い

「人間関係の6パターン」を参考にする

すもも
すもも
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