こんにちは!すももです。
みなさんは『7つの習慣』という本をご存知ですか?
スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1996年に出版されたビジネス本です。(フランクリン・コヴィー・ジャパンが監修)
1年を通した中でも、毎年4月の時期になると本屋さんの目立つところに置かれていたり、ランキングが上位になる本です。
私も、4月にマナー講師に勧められました。
実はその漫画版もあるので、どのくらいわかりやすいのか読んでみました。
今回は、フランクリン・コヴィー・ジャパンが監修した『まんがでわかる 7つの習慣』読んで、特に大事だと感じた部分、自分なりの要約を8回に分けて記事にしていきたいと思います。
↓↓↓今回はこちらの要約!↓↓↓
今回の記事では、7つの習慣の本題の前に、著者が述べている“大前提”の部分、2点について書きます。
【結論】
(1)人がある行動を習慣づけるためには、必要な3要素がある。
(2)問題の見方を「インサイド・アウトサイド」に変える。
→大前提、人はみんな自分の見方(パラダイム)を持っている。
【理由】
(1) 人がある行動を習慣づけるためには、必要な3要素がある。
習慣づけるために必要な3要素
知識:なぜ必要なのか、何をすればいいのかを理解する
→行動の意義を理解する
スキル:どうやって行うかを理解し、必要な技術を身に付ける
→興亜的な方法で実行する
意欲:実行しようと思う気持ちを常に持つ
→自分が変わろうと努力することを誓う
この3要素を頭に入れてから、今後ご紹介する7つの習慣を身に付ける必要があるので、1番最初に書きました。
(2)問題の見方を「インサイド・アウトサイド」に変える。
→大前提、人はみんな自分のパラダイム(見方)を持っています。
人は物事を自分の見たいように考える生き物です。
他人の言動を見て「間違っている」と批判したくなることも時にはあるでしょう。
しかし、本当は相手の方が正しいかもしれないのです。
人は誰しも、過去の経験や知識を参照して世界を見ています。
どんなに客観的に見ようとしても、「事象を自分が見たいように見ている」という呪縛からは逃れられません。
この真理に気づかない人は、自分の正しさを疑わないので、物の見方が狭くなりがちです。
例えば、仕事で失敗したら、職場の雰囲気や上司のせいにする。
自分が理解されないことをお、人のせいにして相手を責める、など。
結果、ますます人から避けられて、自分の成長のチャンスを逃してしまうことになります。
この物の見方をどう変えていくのか、次の具体例とともにお話しします。
この話は、以前私が記事にもした「フィルター」という考えにも使いかもしれません。
↓↓↓気になった方は、こちらから読んでみてください。↓↓↓
【具体例】23歳のフリーターの女性の主人公 VS 中年男性客
この本の主人公&ストーリーの流れ
・23歳のフリーターの女性。
・亡き父親がバーテンダーでお店を出していたが、今はそのお店を母親が人を雇ってカフェとして営業している。
・いずれ独立し、そのカフェを、お父さんのいた頃のようにバーとして復活させたい。
・そのため、バーに修行をしに行く。→たくさんの学びがある
「インサイド・アウトサイド」の例は、ある男性客がお店に来ることがきっかけで紐解かれます。
結論から言うと、最初はお客さんと悪い雰囲気になるのですが、次の来店時には和解します。
悪い雰囲気になった流れを[悪い例]、和解を[良い例]として挙げます。
主人公は気を遣って接客しようと話しかけます。
しかし男性のお客さまに「ちょっと、黙っていてくれ!」と言われてしまい、感じの悪いお客さまだと感じます。
その後、そのバーのマスターがその男性の注文を訊くと、お客様は笑顔に会話するので、主人公は「人によって態度を変えるなんて嫌なヤツ!」と思ってしまいます。
そこで、主人公は「インサイド・アウトサイド」の概念を教わり、「自分が変わる」ことに意識を向けます。
同じ男性が来店した際に、主人公はそのお客の手元を見ると、仕事のメモを取っていました。
「席に着いたからといって、くつろぐタイミングだってわけじゃないんだ…」
「こちらの都合で話しかけておいて、楽しんでくれない相手を責めるなんて…」
「私が間違っていた」と気付かされます。
そしてそのお客に「こんばんは、お忙しそうですね」と声をかけます。
すると、「ああ、仕事で上手くいかないことがあってね・・・この間は悪かったね。ちょっと仕事でイライラしていたものだから」と言われます。
それに対して「いえ、それに気づけなかった私が未熟だったのです」と言い、お客と少し打ち解けます。
主人公は「自分が変われば人は変わる」
「何を得るのかは、すべて自分次第」と気付かされます。
以下は、いまの漫画の内容にあたる、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』の抜粋部分です。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』p22
私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、
私たちのあるがままの世界を見ているのであり、
自分自身が条件付けされた状態で世界を見ているのである。
・・・相手と意見が合わないと、相手のほうが
間違っていると瞬間的に思う
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』p43
インサイド・アウトドアとは、
一言で言えば、自分自身の内面から
始めるという意味である。
内面のもっとも奥深くにあるパラダイム、人格
動機を見つけることから始めるのである。
【結論】
(1)人がある行動を習慣づけるためには、必要な3要素がある。
(2)問題の見方を「インサイド・アウトサイド」に変える。
→大前提、人はみんな自分の見方(パラダイム)を持っている。
→自分の見方を変えることにより、人は変わる
参考文献