こんにちは!すももです。
今回は『まんがでわかる7つの習慣』の要約記事の、6つ目の記事になります。
もちろん今回も、本記事だけで理解いただける完結型の記事ですが
過去のは↓↓↓こちら↓↓↓からどうぞ
1記事目『問題の見方を「インサイド・アウト」に変える』
2記事目『第1の習慣~主体的である~』
3記事目『第2の習慣~終わりを思い描くことから始める~』
4記事目『第3の記事~最優先事項を優先する~』
5記事目『第4の記事~Win-Winを考える~』
今回は7つの習慣の“第5の習慣”になります。
せひ読んで実生活で使って円滑なコミュニケーションに役立ててみてください♪
この本の主人公について
・23歳のフリーターの女性。
・亡き父親がバーテンダーでお店を出していたが、今はそのお店を母親が人を雇ってカフェとして営業している。
・いずれ独立し、そのカフェを、お父さんのいた頃のようにバーとして復活させたい。
・そのため、バーに修行をしに行く。→たくさんの学びがある
【結論】
【第5の習慣】
まず理解に徹し、そして理解される
【理由】
家族、恋人、そして友人に、自分のことを理解してもらいたいという気持ちがあるのに、そのことに成功している人は少ない。
それは、自分の言いたい気持ちが先走り、相手のことを理解しようとする気持ちが足りないからだ。
コミュニケーションには「読む・書く・話す・聞く」がある。
このうち、聞くことがもっとも重要なスキルだと、この本の著者コヴィーはいう。
本書より
「聞く力」を軽視している人は多い。
だが、本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、
まず相手の話を深く聞く必要がある。
「自分の答え」に急がず、「相手の答え」に耳を傾けてみよう。
【具体例】
(1) 深く聞くということ
~とある日の夜 バーにて~
第4の習慣の最後に、マスターに「深く聞く」ことを歩がしたからこそ、お客様を解決に導けたというマスター。(お客様=四倉さん 第4の習慣の記事はコチラ)
人の会話っていうのはよく聞くと
「私に言わせて」
「俺の話を聞いて」
という気持ちの応酬で終わっていたりすることが多いんだよね。
例)
会社員A「〇〇社との仕事が上手くいかなくてさ・・・」
会社員B「お前メールで用件済ませてない?きちんと訪問しろよ」
会社員C「レスポンスが遅いんじゃないか?俺は必ず2時間以内に返事してるぜ」
など
会社員Aさんが何で〇〇社と仕事が上手くいかないか理由を聞いてもいないのに
Bさんは勝手にマールだけで済ませていると解釈し、訪問するようアドバイスをしたり
Cさんは自分がこ心がけていることを一方的にAさんに押し付けています。
これではAさんの気持ちの回収はできていないですし、問題も解決したかどうかはわかりません。
その結果。誰も人の話を聞いていない。
会話のように見えて会話じゃない、ズレた言い合いをしていることってとてもよくあるわけ。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』p340
私たちはえてして、問題が起きてしまうと慌ててしまい、
その場で何か良いアドバイスをしてすぐに解決しようとする。
しかし、その際私たちはしばしば判断するのを怠ってしまう。
まず、問題をきちんと理解しようとせずに解決しようとするのである。
(2) 迷子の女の子「心愛」
~お店 開店前~
扉が開く———
歩は手書きで心愛の似顔絵を描いた「迷子 預かってます」のポスターを店の外観に貼りました。
(3) 女子高生の六車・六本木
~その後~
また扉が開く———
このへ辺にカフェがあるって聞いたんですけど迷っちゃって・・・
~。
私は、さとみっていいます。
相手が大人だったら?
自分から名乗るのが常識だし、相手にいきなり年齢を聞くのも失礼なことだよね。
だからあの子も素直に自分の名前も教えてくれたし、自分の興味のあることを開示してくれたんだ。
話を深く聞くことの1つは、相手に対して無意識に上下関係を作ってしまっているところにあると思う。
特に子どもには気づかずそうしてしまう人が多いみたいだね。
聴き方のトレーニングを受けたことのある人は、そう多くないはずだ。
たとえ訓練を受けたことがあっても、
ほとんどのは個人主義のテクニックであり、
それらのテクニックは相手を本当に理解するために不可欠な
人格と人間関係を土台としているものではない。
扉が開く音———
店の張り紙のことをママ友から聞いたそうで・・・
その母親は、店内にいる人にお辞儀をして
心愛は女子高生たちに手を振って無事に帰っていった———
(4)【実践編】4段階の聞き方で相手を深く理解する(本書より抜粋)
最後に、では実際にどのように人の話を「傾聴」すれば良いのか、実践方法を書いていきます。
全部で4項目です。本より抜粋しています。
1.相手を理解しない人は理解してもらえない
家族、恋人、そして友人に、自分のことを理解してもらいたいという気持ちがあるのに、そのことに成功している人は少ない。
それは、自分の言いたい気持ちが先走り、相手のことを理解しようとする気持ちが足りないからだ。
コミュニケーションには「読む・書く・話す・聞く」がある。
このうち、聞くことがもっとも重要なスキルだと、この本の著者コヴィーはいう。
第4の習慣でも出てきたWin-Winの関係。
これは話をきくことから始まる関係だと本書に書いてありました。
以下の図をご覧ください。
自分の人の話を聞く態度を降りかえってみました。
1と0は仕事ではやらないけど、親しい間柄の時にやっているかも・・・
2.Win-Winのために”聴く”
Win-Winの関係を築くには、話の聞き方の段階のうち、最高レベルのスキルが必要になる。
それは「共感による傾聴」というスキルだ。
共感による傾聴とは、相手の目線で話を聞き、心の底から誠意を持って相手を理解しようとするすること。
相手が「何を言ったか」ではなく、「どう感じたか」に耳を傾けるのだ。
共感による傾聴は、時間がかかると感じる人も多い。
だが、心の声を聴くために使った時間は、信頼と言う大きなメリットをもたらす。
人の話に耳を傾けるときは、「話したい」という欲望をできるだけ自制しよう。
仕事だけでなく、プライベートで家族や友達と話す際も気を付けると、よりよい人間関係がきづけそうですよね。
3.「自分の場合」に当てはめて聞くことをやめる
コヴィーは、今回の第5の習慣の為には「大きな価値観の転換」が必要だという。
それは「自叙伝的反応」から「心の底から理解しようという聞き方」への転換だ。
「自叙伝的(じじょでんてき)反応」とは、人の話を自分の経験で解釈したり、評価しようとする聞き方。
自分の人生の物語(自叙伝)を参照しながら、人の話を聞いてしまう態度のことだ。
自叙伝的反応で聞く人は、人が悩みを打ち明けると、つい「私もそうだったから、君もそうしなよ」と自分語りを始めてアドバイスをする。
これだと「相談に乗ってあげた」と自分は満足できるが、肝心の相手は「私の話を聞いてくれた」とは感じない。
「私のいまの気持ちを分かち合ってくれた」とはとても思えないからだ。
共感による傾聴はただのテクニックではない。
心から相手を理解したいという誠意がないなら、やらないほうがいい。
うわべだけの傾聴(もどき)は、相手を傷つけ、人間関係に最悪の結果をもたらす。
4.共感による傾聴で相手の心を開く
コヴィーは、共感による傾聴の上達のために、4つのステップを紹介している。
第1段階:話の中身(キーワード)を繰り返す。
これにより、相手の話を注意して聞くようになる。
第2段階:話の内容を自分の言葉に置き換えて言い返す。
これにより、話の内容を考えながら聞くようになる。
第3段階:「つらいね」「楽しいね」など相手の感情を自分の言葉で置き換えるあいづちを打つ。
これにより、相手の言葉よりも相手の感情に注意して聞くようになる。
第4段階:第2、第3段階を同時に行う。
この段階で相手は初めて心を開き、信頼感が生まれる。
繰り返すが、こうしたスキルを使った傾聴は、「相手を理解したい」という誠意があってこそ意味がある。
そこをよく踏まえて、4段階を練習しよう。
自分の世界を通して相手の世界を決めつける
解釈:「私は外で遊ぶのが楽しかったから、息子もきっとアウトドアが好きなはず」
助言:「勉強をしたほうが身のためだよ」
評価:「私も昔は夢を見たけど、それは現実的じゃない」
探り:「学校で先生叱られたんだって?」
相手の目線で世界を見る
(1)話の中身を繰り返す
「仕事が嫌なんだ」→「仕事が嫌なんだね」
(2)話の中身を自分の言葉に置き換える
「仕事にやる気が出なくて」→「そうか、会社に行きたくないんだね」
(3)相手の感情を反映する
「今日は休んでもいいかな」→「なんだか疲れているみたいだね」
(4)自分の言葉に置き換えつつ、感情を反映する
「今日は休んでもいいかな」→「疲れているようだから、会社に行きたくないんだね」
この人に話せば大丈夫だ、この人になら話しやすい、そう思ってもらうのって改めて難しいですよね。
個人的には、日頃の仕事のお客さまや、Webマーケなどでのお客様の「そうそうそれ!」「何で私の僕の気持ちがわかったの?」という意見や要望をくみ取って、それを形にできるようにりたいです。
家族や友人にも相談に乗ってほしいと言われて、相手の世界で物事を考えて、結果的に「相談して良かった」そう思ってもらえたら最高ですよね。
生涯かけて突き詰めていくような内容の、第5の習慣のでした・・・☻
【結論】
まず理解に徹し、そして理解される
【実践編】
1.相手を理解しない人は理解してもらえない
2.Win-Winのために”聴く”
3.「自分の場合」に当てはめて聞くことをやめる
4.共感による傾聴で相手の心を開く
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参考文献
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