WEB学習で学んだ事

唯一無二の価値提供、差別化するには?(USPの重要性)

【結論】

日本で一つのサービスを提供することができる

【理由】

【前回の記事までのおさらい】
ペルソナを決めて
どんな未来、どんなストーリーを届けたいのか
世の中から求められているのか(市場環境の分析)
をしてきました。

今回はUSPについてのお話になります。

USPとはUnique Selling Propositionの略で、商品やサービスが持っている差別化された独自の強みを意味するマーケティング用語です。

USPの場合は、単なる強みの提示ではなく、「ペルソナ(顧客)に対して、自分だけが約束できる利益」を指します。

それはonly oneの存在であり、日本で世界で自分1人しか提供していない!サービスになります。

【具体例】

USPができている商品やその会社はとても少ない現状

USPができている商品やその会社はとても少ないのが現状です。

よくある例だと

・他社が10,000円で販売している商品を、自社では7,000円で販売しています
・2つ購入してもらえたら1つおまけが付いてきます

など

また、どこかで聞いたことがあるな?と顧客に思われたまま終了ではNGです。
それは差別化になっていないからです。

何だそれ?!はじめて聞いた!まだ知らない情報だ!と思ってもらえる商品・情報である必要があります。

それが一つでもあるからこそ「興味」をやっと持ってもらえるのです。

実際にどうUSP作りをするのか?

(1)ストーリーにコミットする

何か一つのサービスを売るのではなく、未来にコミットすること。
未来にコミットすることは、顧客に取り入れてもらうものや、逆に提供するものが1つではなく複数なことが多いです。

例えば、鬱病で休業している30歳の女性がいたとします。
「カウンセリングをします」だけではNGです。
最も必要な1つですが、誰もがすることで、しかもそのお客様は解決になっていないからです。

この場合追加で
栄養不足なのではないか?に着目したとします。

腸内環境が悪い宿便が溜まっている栄養が宿便のせいで吸収が効率悪くなっているなのでやる気も下がってきている

など
※宿便:少ない人でも3~4kg、多い人だと5~6kg超にこびり付いている便のこと

そのことに気づいたら、腸内環境を取り入れたら解決に繋がるという仮説が生まれます。
心と体は繋がっているので、食事のサポートをしてもらうのも一つの手段かもしれません。

カウンセリング、腸内環境改善(食事サポート)の2つに加えて、ダイエットもサポートしてもらえたら・・・?

心と体が安定したら、ダイエットも上手くいくことが多いので、まずその2つの土台を作ってから3つ目としてサポートできたら良いですよね。

ここまでが、ペルソナの求めるコミットストーリーです。

(2)例えば3つのことを掛け合わせて、ペルソナを理想世界へ導く

先程書いた、カウンセリング・腸内環境改善(食事サポート)・ダイエットによる美容効果の3つが解決されたら

お客様(ペルソナ)も1つだけ解決の時よりも、満足度の高いサポートだと思ってもらえるとします。

この場合の例だと、1つだけでなく密接に関わる3つを解決することにより、結果的に相乗効果により早い解決や根本的な解決に繋がるのです。

当初のカウンセリングのみ、だとしたら「心療内科」の先生に相談すればよいのです。

けれど、国内に心療内科の先生なんて、たくさんいます。
この、とある心療内科の先生にUSPを持たせるとするならば・・・?今回の記事の最重要部分です。

腸内環境が悪いと栄養素がきちんと摂取できず、落ち込みやすくなるデータが医学的にあります。

宿便は誰にでもあるもので、さきほど述べたと通りです。

また、そもそも男性より女性の方が便秘になりやすい傾向があります(腹筋が弱かったり、腸の長さなど、理由は諸説ある)

以上のことから、
同時に腸内環境改善(食事サポート)もすることにより、お通じが良くなり、肌もキレイになる(美容)

腸内環境を整えるにあたり、ファスティングをしたり、食物繊維や発酵食品を積極的に摂る食生活に代わったら、体重も落ちた(ダイエット)
このように、1つを解決するだけでなく、密接に関わっていることを一緒に効率よく解決に導くことができます。

※腸内環境とお肌の状態はとても密接です。

また最近では腸が免疫力の8割をつかさどるとも言われています。

理想的な食習慣に変えることにより規則正しい生活になり、早寝早起きの健康的な暮らしになる。

朝方になり太陽の光を浴びることで光刺激によって脳内のセロトニンの分泌が活発化します。
(セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれていることは有名で、前向きになり、自己肯定感も上がり、やる気UPホルモンとも言われていたりします。)

今までのことをまとめると、USPを作ることにより

鬱病の心のケアだけををする先生から
↓↓↓↓↓
鬱病の心のケアをしてくれて、食生活も変わり体内もキレイになることで、お肌もキレイになり、体重が落ちて外見もキレイに、前向きな自分にしてくれる先生

になるわけです。
なので今回のペルソナは、鬱病患者の方はもちろんなのですが、さらに対象者が明確に絞られました。
例えば、対応する用語としては

🔎「20~30代の女性、心のケア、食生活の見直し、腸内環境改善、便秘改善、美肌、冷え性、ダイエット効果、自己肯定感、自信」

など

お客さまも漠然と心療内科の先生を選ぶだけでなく、自分の理想に近づけてくれる先生の方が「私にぴったりな先生」として選んでもらえることになります。

最初から差別化させていることにより、ミスマッチも防ぐことができます。(余計なサポートを付けられた、という行き違いも無くなる)

お客さまも、クライアントも、みんなが喜ぶ解決、そして結果的にマーケティングにも繋がる、こんなビジネスだと素敵ですよね。

【結論】

今回の記事のまとめ

(1)USPを考えることによって、日本で一つのサービスを提供することができる
(2)それにより、たくさんの中から偶然の選択ではなく、指名選択をされての提供ができる
→→→ミスマッチも少なくなる
(3)ペルソナの気持ちに立ってストーリー構成することが大事
→→→相手の代わりにまず未来の理想世界を考えて、相手の代わりにどうしたら実現するのかを調べ尽くして、情報を取ってきて、揃えて分かりやすく提供。

そうすることで、そのペルソナ1人1人に寄り添った提案、未来にコミットしたストーリーがUSP作りに繋がると思います。

すもも
すもも
最後まで読んで頂きありがとうございました!