こんにちは!すももです。
今回は、提供価値について書いた記事になります。
ペルソナに対して、どんな未来を届けたいのか
そんな価値を提供したいのかが大事なわけですが
そもそも3種類あるのを、それぞれ分けて理解している人は少ないのが事実です。
ぜひ今回の記事を読んで、習得していってください!
【結論】提供価値には3種類ある
(1)提供価値には3種類あり、それぞれ分けて理解することが大事
(2)提供価値=価格にするべき
≪3つの価値提供の図≫
【理由】
(1)ペルソナに対して届けたい価値が明確になるから
この3つの価値を学び理解することにより、自分がペルソナに対して届けたい価値が明確になります。
お客様側も、どんな理想未来に連れて行ってくれるのか?自分にどんなメリットがあるのか?が伝わりやすくなります。
よってその商品の良さも伝わり、購入に繋がる、大前提がこの部分になります。
(2)提供価値と価格が同等ではないと衰退してしまうから
提供価値=価格にするべき理由は、
提供価値と価格が同等ではない(価格に対して価値が薄っぺらい)とそのサービスや企業は世の中に残り続けることができないからです。衰退してしまうからです。
逆に、金額以上の価値提供ができるとビジネスは強くなります。
【具体例】
サービス提供はこれら3つの価値提供が網羅されていると、お客様の満足度も高く、世の中に求められるサービスになりやすいです。
機能的価値・情緒的価値・自己表現価値がそれぞれどのように、お客様に届けられているのか、それぞれ説明いたします。
例その1:有名ブランドのバック
コーチ、バーバリー、プラダ、シャネル、イブサンローラン何でも良いのですが、自分がテンションの上がるブランドのバックだとします。
機能的価値:バックとしての機能面
情緒的価値:ブランドバックを購入できた自分、所持している自分
自己表現価値:ブランドバックを身にまとったコーディネートをしている自分
この3点が網羅されています。
金額が高価だからという観点では無く、お気に入りのキャラクターが描かれているバックや、好きな有名人とお揃いのバック、でも当てはまります。
例その2:遊園地
今回は、ディズニーランドを例に挙げてみます。
普通の遊園地の目的は乗り物(アトラクション)に乗ることだと思います。
機能的価値:アトラクションが乗れる
情緒的価値:アトラクションに乗って楽しい
に加えて、キャラクターとのグリーティング(会えたり写真を撮ったりできる)、海外に来たかのようなパーク内の景色、期間限定の食事など
自己表現価値:ディズニーランドに来ている自分(友達や恋人や家族となど)、年パスで通っている自分
ディズニーランドは乗り物をもはやメインとして来園しておらず、
キャラクターに会いに来る目的な人もいたり、
パレードやショーが目的な人もいたりするほど、提供価値が豊富であることがわかると思います。
今はコロナ禍で思うように活動ができないDヲタの方も多いかもしれませんが、年パス保有者で月に1度来園する方も多く、「趣味」として確立されているように思います。
ただ「機能的価値」を有している遊園地なだけではなく、自分をより気分の良い状態に高めてくれたり、自己表現の一つにさえなる、ディズニーランドは、改めてすごいとしか言いようがないです。
そして、提供価値は同等の金額設定にするべきとも言えます。
例えば、金額に見合わない内容の薄いコンサルスクールがあったとしたら、お客様の満足度も低くいずれ衰退していくでしょう。
逆に、金額以上の価値提供ができるとビジネスは強くなります。
また、提供価値が安定せずにコロコロ変わってしますサービスも上手くいかないことが多いでしょう。
極端な例だと、
スーパーマーケットで、以前購入した野菜は新鮮だけど、今回は鮮度が悪いや、
低価格でリーズナブルが売りのレストランが急に超高級料理店にメニューを変えてしまう、
お客様に届ける価値、企業理念が1年ごとに変わってしまう企業・・・など。
そんなギャンブルのような、自分にとって良い時もあれば、悪い時もある提供は受けたくないですよね。
ブランディングも何も無くとはまさにこれで、いったい何がしたい会社なのだろう?と世間から思われるケースは、この提供価値が安定していないのが原因の一つとも言えるでしょう。
【結論】
(1)提供価値には3種類あり、それぞれ分けて理解することが大事
(2)提供価値=価格にするべき
(3)提供価値が安定していないサービスは上手くいかない
あなたの身の回りで衰退したサービスはありますか?
それは、今回の3つの価値提供のうち機能的価値一つしか満たされていなかったり、提供価値と価格が不釣り合いだったり、提供価値がコロコロ変わり安定していない、のが原因かも?しれませんね・・・