こんにちは!すももです。
今回はWeb上で集客する時の考え方についての記事の、2つ目の案件になります。
前回に引き続き、私が毎月3万円で通っているスクールで実際にやったワークの1つを
私の記事で無料で公開します!
理由は、初心者でもわかりやすく、今後Webマーケティング戦略を考える際に絶対に必要な知識だと感じたからです。
第1案件目ではヨガスクールの例を出しました。
前編
後編
前回は、既にOPENしていて、赤字経営中。一刻も早く集客をしたい状況の場合の例でした。
今回は「これから起業予定のハンバーグ専門店(飲食店)」を例にして考えてみましょう。
Webマーケティングのアプローチの仕方の違いにも、ぜひご注目ください。
ハンバーグ専門店に関する情報
・美味しいハンバーグを作れるサラリーマン
・その人が起業予定
・場所は下北沢
・目標は最低限、1年後にも黒字経営を継続
・開店前にファン獲得が理想
・価格は1,300円を想定
・特にWebでの広告は一切やっていない
・融資金は100万円
・1ヶ月以内に納期予定
- 【結論】
- STEP1:3つのアプローチ層ごとに、戦略を考える
- STEP2:広告方法を3つのうちどれにするか
- STEP3:その他(SNS対策)
- STEP4:融資金残りに余裕がある場合「インフルエンサーを起用する」
- 融資金100万円の内訳例
- ≪補足≫継続して集客する方法~リピーター客の確保~
【結論】
成功例をひたすら研究する
成功例=SNSでバズっているものを、
見つける⇒分析する⇒実践する が大事◎
今回の案件の手順
STEP1:3つのアプローチ層ごとに、戦略を考える
STEP2:広告方法を3つのうちどれにするか決める
STEP3:その他(SNS対策)
STEP1:3つのアプローチ層ごとに、戦略を考える
顕在欲求層・潜在欲求層・欲求なしの3つに市場は分けられます。
この言葉を聞いてもピンとこない方や、初めて聞いたよという方は、
↓↓↓コチラ↓↓↓の記事を先にご覧ください。
どんなマーケティング第一にこの図を理解し、3つの市場ごとに戦略を練るのが大鉄則になります。
(1)顕在欲求層
今回の例だと
「お腹が空いていて、ハンバーグを食べたい人」
「下北沢の近くにいる(住んでいる)人」
になります。
現実問題、ここに占める割合は少ないところです。
また、個人的には常にグルメな方で新しい飲食店を探している人
趣味でやっている方、仕事のライターさんなど、もここに属するのではないかと考えています。
結論から言うと、
この人たちには、3種の広告のうちの「Googleマイビジネス」でアピールします。
Googleマイビジネスは、
Googleで検索をかけた際に、3区分のうち上から2つ目の区分の検索表示される部分のことでしたね。
何のこと?という方は↓↓↓こちら↓↓↓に詳しく解説していますのでご覧ください。
今回、なぜ1番上の「リスティング広告」を選択しなかったのかは、
この後のSTEP2:広告方法を3つのうちどれにするか、でご紹介します。
(2)潜在欲求層
「ハンバーグが好きな人」
「下北沢周辺の美味しいお店を探している人」
具体的には、今すぐに求めている訳ではないけれど、探している人がここに属します。
ここの層には、SNSでアプローチします。
具体的には「Instagram」を1番最初に着手します。
インスタMAP(オススメ飲食店機能)、リール投稿、通常投稿の順です。
その次に、TikTokやYoutubeの順です。
こちらのSNSに関しては、STEP3:その他(SNS対策)で、ご紹介します。
(3)欲求なし
「特に自ら探し求めていない人」
「飲食店もハンバーグ店も、得には探していない人」がここに属します。
この1番興味を持たれていない層にも、
戦略としては、1つ上と同じくSNSでのアピールになります。
STEP2:広告方法を3つのうちどれにするか
今回「顕在欲求層」に向けたアプローチで、
広告としてGoogleマイビジネスを選択しました。
理由は、月間検索数が少ない = 検索される件数がそもそも少ないからです。
広告を出しても元から検索されることが少ないのであれば、
お金を出してリスティング広告を出しても意味がありません。
(融資金100万円がもったいないので、別で使いたい)
では、どうやって月間検索数を調べるのか?
結論は、「UberSuggest」というツールです(会員登録は無料です)
図の青い囲み線の中に、検索したいキーワードを入力します。
今回だと「下北沢 ハンバーグ🔍」とかでしょうか?
「下北沢 おいしい ハンバーグ」
「下北沢 人気 ハンバーグ」
「下北沢 オススメ ハンバーグ」
などが候補に挙がると思います。
ここでは、自分なら、一般の人なら、知りたい事を
「どのようなワードで検索をするだろう?」を重点的に考えます。
先ほどの検索結果がコチラです。
見るポイントその1:検索ボリューム
1番左の赤い枠で囲った数字90は、月間で90回しかアクセスされていないということになります。
お金を払っても、月に90回しか見てもらえないのです。
これは少なすぎる、という感覚になります。
90回、ここでは90人が見てくれたと仮定したとすると
実際にお店に足を運んでくれる人数は10人が来たら良い方です。
なでの、高い対価を払って「リスティング広告」を出すのは、得策ではなく
今回は「Googleマイビジネス」を利用する、という考え方からの選択になります。
それが高いために割りにあっていない、という判断もままならないのが現状だからです。
ちなみに、Webマーケのスクールの先生に「検索ボリュームがどの位の数字なら割りにあっているのか」この記事を書くときに、聞いてみました。
「一概には言えないけれど何千、4桁なら多い」と言えるようです。
見るポイントその2: クリック単価(CPC)※余力のある方は、ぜひお読みください!
先ほどの検索結果の1番右の「クリック単価(CPC)」をご覧ください。
これはリスティング広告を出した際に、
1クリックしてもらった時にかかる金額になります。
そのキーワードでの広告出稿ニーズが高まれば高まるほどクリック単価はあがります。
この場合は、54.76円になります。
【計算式】
90回 × 54.76円 = 4,928円
多く見積もったとして、10人来てくれるとしたら
4,928円 ÷ 10人 = 492.8円
よって、1人集客するために、約500円かかる計算になります。
ハンバーグのメニューを今回1,300円で販売しようとしています。
それに対し500円は、高い(赤字覚悟)という感覚になります。
Googleマイビジネスの特徴とそのメリット
・地図も一緒に見れる
・★★★★★で評価(口コミ掲載)
・メニューやお店の内装、外観の写真を載せられる
ことが可能です。
お店が開店前だとしても、知り合いなどに食べてもらい
評価をしてもらったり、撮った写真を掲載してもらうなど協力してもらえば
立派なGoogleマイビジネスの広告として世に出すことが可能です。
STEP3:その他(SNS対策)
SNSでのアプローチは主に「潜在欲求層」「欲求なし」の目に留まるように、アピールすることです。
インスタMAPの特徴とメリット&その使い方 ※今回の案件例の最優先SNS
第一にInstagramを活用し、認知をしてもらうことは先ほど述べました。
インスタMAPとは今年できたばかりのInstagramの新機能です。
位置情報などから自分の今いる近隣の「インスタ映えしそうなお店」が出てくる機能です。
見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?
実際に今特に10代や20代を中心に、インスタやTikTokで流行りを見つけるのは主流となってきています。
おしゃれなカフェはもちろん、他にも
・おでかけ観光スポット
・かわいい御朱印
など
#ハッシュタグで探すように、投稿から探すことができるのです。
(1)実際にInstagramのアプリを開き、「下北沢」と入力してみました。
(2)赤い枠で囲った「#下北沢カフェ」を押してみます
(3)下北沢にあるカフェで、インスタに「#下北沢カフェ」と投稿されたお店が地図上に表示されます。
赤い丸で囲った投稿が1番投稿数が多いものです。(今現在1.4万投稿)
そのすぐ下に、そのお店の情報が出ているのがわかると思います。
スクロールすると、その他のお店も見ることができました。
ちなみに、右上に「3」という数字があると思うのですが
そちらはピンチで拡大すると他にも2店表示され、全部で3店舗ありますよ、という数字になります。
おそらく、近隣に店舗が密集している場合は地図上だと重なって載せきれないので
1番投稿の多いお店を四角で表し、全部で何店舗あるか数字で表しているようです。
次に青い丸で囲った投稿をご覧ください。
こちらは、特に右上に数字がないので重なっておらず、表示されている店舗になります。
重なっている店舗が無い場合は、丸で表しているようです。
また、丸の周りの枠が赤紫色?になっていると思うのですが
これは今現在、リアルタイムでストーリー投稿があることを意味しています。
※四角の投稿もピンチで拡大すると、丸い投稿がいくつか現れて、枠が赤紫になるのを確認しました。
(ストーリーの投稿がある店舗(アカウント)は)
今やSNSの中でもInstagramの拡散力は「中」であり、
特に「リール機能」という30秒のショートムービーは、拡散力が高いです。
フォローをしていないアカウントの動画も、オススメとして表示されるからです。
SNSの拡散の中で「高」はなに?という答えは
Twitterになります。
なぜなら、フォロー外の人でもRTをしてもらうことにより
自分のツイートを見てもらうことができるからです。
今まで”は”Instagramは、この「RT」のような概念はありませんでした。
ストーリーも基本的には
「自分がフォローした友達や有名人が自分のアカウントに表示される」といった
閉鎖的なイメージでした。
今回の例だと、
新規オープンするハンバーグ店の宣伝をしたくても基本的には
”フォローしてくれたフォロワーにしか”ストーリーは見てもらえなかったのです。
しかし、Instagramは「リール機能」の誕生により
拡散力を以前より得たSNSと言えます。
※ただし、Facebook・Twitter・Instagramの3つの中で見た場合
最近は新たにTikTokが優勢。
Youtubeも拡散力は「高」に挙げられるが、SNSとして分類されるかは不明。
TikTok投稿・Youtubeチャンネル開設
ここまでは、外注しなくても一般の人でもSNS投稿はできるので
融資金に手を付けずに0円でできる事でもあります。
今回の案件案が「飲食店」なので
Instagramの新機能である「インスタMAP」の利用は優先して使用するべきですが
TikTokも最近拡散力の高いSNSなので、投稿をするべきです。
投稿する動画はInstagramの「リール投稿」と同じものをUPすることも可能なので
少しでも多くの媒体で発信することが大事です。
【バズっているものをSNSで探す方法】
グルメ、これからの飲食店は「映え勝負」でもあります。
※「映え」が一つの武器になることは避けられない
InstagramやTwitter、TikTokで、いいね♡がたくさん付いている投稿を探します。
ハンバーグだったら
・肉汁が溢れているもの
・鉄板からジュージュー湯気が出ているもの
・ナイフで割ると、濃厚なチーズがとろ~っと出てくるもの
など、なるべく細かく研究します。
今回はこれから起業する例なので
・お店の内装
・メニューの名前
・お皿の盛り付け方
・お皿の色
なども研究すると良いでしょう。
ここまでの融資金100万円の内訳の整理
今までのことをまとめると・・・
【事前にやること】
InstagramやTwitter、TikTokでいいね♡が多いものを徹底的にリサーチする
(1)↑で研究した結果、提供したいものが安定したら
・出す広告の種類を決める(UberSuggestなどを利用して)
・開店前に試食会をして、口コミを書いてもらう ⇒今回の例ではGoogleマイビジネス
・サイト立ち上げ
※サイトが自分で作成できなければ、必要最低限のHPを作成します。
相場は約30万円
(2)SNS投稿
・InstagramでまずはインスタMAP投稿。他にもリール投稿、通常投稿。
・同じく、TikTokで動画投稿
ここまでで、融資金は残り約70万円。
次に、融資金を残しておいた残りの使い道は、今回の例だとYoutubeチャンネルの開設に利用します。
YoutubeはSNSに属するのかは、現段階不明なので、別で分けました。
(LINEやTwitter、Instagramはメッセージのやりとりが個人間でできるが、Youtubeはできない)
他のツールと違い、難易度が高いのがYoutubeです。
(企画構成・動画撮影・編集など)
もし今回の案件例のように融資金が100万円用意したならば使うのはここです!
STEP4:融資金残りに余裕がある場合「インフルエンサーを起用する」
今回は、Youtubeのチャンネル開設を例に出します。
Youtubeチャンネル開設をし、10~15本の動画の投稿(これで少なめ)の相場が約30万円です。
融資金が残り40万円残っているので、その場合はインフルエンサーを起用します。
そうすることで、3つのアプローチ層の特に潜在欲求層・欲求なしの層にアプローチすることができます。
はじめてここで、これから開店するハンバーグ店の存在を知ってもらえる場合もあるでしょう。
【インフルエンサーの相場】
あくまでスクールの先生の経験値からの計算ですが
Instagram なら・・・
1フォロワーあたり0.5円
20万フォロワーで10万円
でなら喜んで引き受けてくれる人が多いそうです(Win-Win)
【相性の良いアカウントの探し方】
InstagramやTikTokなら・・・
・B級グルメに特化したアカウント(安くて、美味しい)
・場所(都内のお店を紹介しているアカウント)
B級にしたのがポイントで、これが高級だと今回の例だと話が変わってきます。
高級な一流ホテルで提供されるお店や、老舗店を紹介するアカウントなどは、ちがうことがわかる。
一般のサラリーマンや家族、学生などに来てほしい、価格1300円で提供予定のハンバーグ店だからです。
融資金100万円の内訳例
(1)Webサイト作成 30万円
(2)Youtubeチャンネル開設30万円10~15本の動画(これは少なめ)で約30万円が相場になります。
(3)インフルエンサーの起用
合計で約100万円
.
≪補足≫継続して集客する方法~リピーター客の確保~
1ヶ月の納期期限を貰い、上記で提出したとします。
でもそこで終わりではなく、お店は開店してからも、新規のお客様獲得と同時に
継続した集客「リピーター」を得る必要があります。
もしWebの力で継続的に収穫するならば・・・
公式LINEの機能にある
・LINEのステップ配信
・スタンプカード機能
などが有効です。
また
・SNSフォローでドリンク1杯無料、トッピング1つ無料
・SNS投稿で↑などや他の追加サービス
でさらに、知らない人たちやお店の存在を届けてもらう
最後に最近の飲食店での工夫として
がネットで見られる
オーダーを自分のスマホから注文
⇒その際に、まず公式アカウントを登録
最初に登録してもらうことをスムーズにする良い案だと思います。
私も実際に、原価酒場系のお店でその取り組みをしているお店に行ったことがあります。
注文の際に「すいません!」と従業員さんを呼ばなくても、
スマホから注文すれば良いのはとてもラクでした(笑)
お店側にもメリット、お客様側もメリット
両方に良いことがあるのは素敵だと思います。
メニュー
【SNSを使用した個人的な案】
他にも私は以下のような案を出しました。
・お店のこだわりの点を細かく投稿し、開店前からUPする
・100日後に開店するハンバーグ店(100日後に食われる豚のオマージュ)を投稿
・開店前から見てくれているお客さんと一緒にメニューやお店のロゴを考える
(いくつか候補を挙げておいて、その中から選択式にする)参加型にする。
・従業員の顔を載せて従業員紹介
・来てくれたお客さんは、映ってもOKな人はブログ記事に載せさせてもらう
(カメラのチェキを壁に貼ってあるお店をたまに見かける。それのWeb版)
・インスタライブをやってみる
・近隣の駅に大学が多いので、学生割引クーポンをSNS等で配布する
など
【結論】
成功例をひたすら研究する
成功例=SNSでバズっているものを、
見つける⇒分析する⇒実践する が大事◎
今回の案件の手順
STEP1:3つのアプローチ層ごとに、戦略を考える
STEP2:広告方法を3つのうちどれにするか決める
STEP3:その他(SNS対策)
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